
小学生の娘にニキビができ始めました。
まだ小学生なのに、もうニキビ?どうやって治せばいいの?
このように戸惑うママも多いのではないでしょうか。
特に小学生女子は、成長期に入るとホルモンバランスの変化や生活習慣の影響で、頬やおでこにポツポツとニキビが出やすくなります。
我が家の娘も小学5年生の頃から悩み始めました。
これは自然なことですが、放置すると悪化したり、気持ちが落ち込んでしまうこともあります。
だからこそ、小学生女子のニキビをどう治すか、正しい方法を知っておくことが大切 です。
この記事では、
- 小学生女子にニキビができる原因
- 自宅でできる治す方法
- 小学5年生の娘に実際に行った体験談
をママ目線でわかりやすく解説します。
お子さんのデリケートな肌を守るためのポイントをご紹介しますので、すぐにできることがあれば取り入れてみてください。
小学生女子にニキビができる原因とは?

小学生の女子にニキビができる大きな理由は、成長期に伴うホルモンバランスの変化です。
成長期にあたる12歳~13歳頃から、男性は男性ホルモン、女性は女性ホルモン(黄体ホルモンと卵胞ホルモン)の分泌量が急激に増加します。
引用元:思春期にできるニキビの原因は?|美容皮膚科タカミクリニック
また、9歳頃から第二次性徴が始まり、皮脂腺が大きくなるため、皮脂の分泌が増加します。
この増えた皮脂が毛穴を詰まらせ、ニキビが発生しやすくなるのです。
特に、小学5年生くらいから中学生にかけては、こうした変化によってニキビに悩む子が増えてきます。
女子はホルモンバランスの乱れが影響しやすく、思春期ニキビができやすいといわれています。

我が家の娘も小学4年生頃から少しずつニキビが出始め、5年生の夏にはおでこや頬に広がり、「もう対策が必要だな」と実感しました。
生活習慣や環境も大きな原因に
ホルモン変化に加えて、以下のような生活要因もニキビを悪化させます。
- 不規則な生活習慣:睡眠不足や偏った食事で皮脂分泌が増える
- ストレス:学校生活や友達関係のストレスがホルモンを乱す
- 顔を触る・前髪が肌に触れる:手や髪の汚れが毛穴を塞ぐ
こうした要因が重なることで、小学生でもニキビが一気に悪化することがあります。
小学生女子のニキビを治す方法

小学生の女子にニキビができてしまったら、正しいスキンケアと生活習慣の見直しが大切です。
以下の方法は、実際に多くの皮膚科や専門家でも推奨されている基本的なケアです。
1. 洗顔は優しく、1日2回まで
- 泡立てネットを使用:しっかりと泡立てて、肌をこすらずに優しく洗顔します。ゴシゴシこするのは禁物です。
- 洗顔回数を適度に:1日2回の洗顔で十分です。過剰に洗うと、必要な皮脂まで取り除いてしまい、逆に肌を乾燥させてしまう可能性があります。
2. 保湿は欠かさず行う
洗顔後は、乾燥を防ぐために、低刺激の化粧水や乳液で保湿を行います。肌を乾燥させないことが、健やかな肌を保つポイント。
小学生のお子さんには「ノンコメドジェニック(毛穴が詰まりにくい処方)」のものを選ぶと安心して使えます。
3. 前髪や髪が触れないようにする
前髪が肌に触れると、皮脂や汚れが毛穴を詰まらせ、ニキビができやすくなります。
ピンで前髪をおでこから離しておくことで、清潔な状態を保てます。
4. 規則正しい生活習慣を心がける
成長期の小学生には 9〜11時間の睡眠が理想です。
バランスの取れた食事を意識し、脂っこいものや甘いお菓子を控えることが大事です。
特に成長期の小学生にとって、健康的な生活は肌の健康にも大切な要素になります。
参考:小学生のニキビは予防できる?今日から始めたい生活習慣チェックリスト

我が家の娘(小学5年生)の場合も、まずは洗顔と保湿の習慣をつけることから始めました。
生活リズムを整えるだけでも、肌の落ち着き方が変わってきました。
実際に小学5年生の娘に行ったニキビを治す方法【体験談】
私の娘も、最初におでこにニキビが1〜2個でき始めたとき、ドラッグストアで市販のニキビ用洗顔を使ってみました。
ところが、洗い方がうまくできず、十分に泡立てられなかったりすすぎ残しがあったせいか、ニキビが悪化してしまったんです。
そこで見直したのが 洗顔方法とスキンケアの習慣。
- プロアクティブを取り入れた
- 洗顔料をしっかり泡立てて、こすらず優しく洗うようにしました。
- 電動洗顔ブラシを活用
- 子どもが自分で洗顔すると泡立てや洗い残しが不十分になりがちですが、ブラシを使うことで毛穴の汚れまで落としやすくなりました。
その結果、赤みが落ち着き、肌全体も以前より清潔に保てるようになりました。
ただし、これは娘が 脂性肌寄り だったから効果的だったのだと思います。
乾燥肌タイプの子が同じように洗顔を強化すると、逆に乾燥が進んでしまう可能性もあります。
この経験を通じて実感したのは、「ニキビケアは、自分の肌タイプに合った方法を見つけることが一番大事」ということです。
プロアクティブを実際に使った感想は別記事にまとめています。
小学生におすすめのスキンケアアイテム
ニキビケアで大切なのは、自分の肌に合った製品を選ぶこと。
我が家の娘のように皮脂分泌が多いタイプには「汚れをしっかり落とすこと」がポイントでしたが、乾燥肌の子には「保湿を重視したケア」が必要です。
ここでは、小学生でも使いやすい肌タイプ別のスキンケアアイテムをご紹介します。
1. 脂性肌向け:ロゼット洗顔パスタ アクネクリア
:余分な皮脂を優しく落とし、毛穴の詰まりを防ぐ洗顔料です。
特に皮脂が多い脂性肌に適しています。デリケートな小学生の肌にも負担が少なく使えるのがポイントです。

2. 乾燥肌向け:ミノン アミノモイスト モイストチャージミルク
:乾燥肌に潤いを与え、肌のバリア機能をサポートする保湿乳液です。
肌をしっかり保湿することで、乾燥による肌トラブルを予防します。

3. 敏感肌向け:NOV A アクネフォーム
:敏感肌でも安心して使える低刺激の洗顔フォームです。
優しい洗浄力で、肌を清潔に保ちながらトラブルの予防に役立ちます。

4. 脂性肌向け:プロアクティブ
:洗顔料・化粧水・クリームのシンプル3ステップで続けやすいセット。
電動洗顔ブラシと合わせて使うと毛穴の奥の汚れも落としやすく、脂性肌に悩む子に向いています。

プロアクティブの詳細は別記事に詳しくまとめています。よければこちらもお読みください。
小学生女子にニキビができたときに気をつけること
ニキビは予防や対処をして気をつけていても、どうしてもできてしまうことがあります。
そんな時に気をつけたいポイントを2つご紹介します。
1. ニキビは潰さない
ニキビを無理に潰すと、跡が残る可能性があります。
特に小学生の肌は再生力が高いですが、悪化するとニキビ跡が長引いてしまうことも。
肌を傷つけず、ニキビが自然に引いていくのを待つのが大切です。
少量の初期ニキビなら、パッチシールを使うのもおすすめ。
家にいる間はシールを貼ることで、触って潰してしまう心配を減らせます。

2. 早めの皮膚科受診
ニキビの状態が悪化したり、通常のスキンケアでは改善が見られない場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
医師の診断を受けることで、適切な対処が可能になり、ニキビの悪化を防ぐことができます。
小学生女子のニキビについてよくある質問(Q&A)
Q1. いつも同じところにニキビができるのはなぜ?
同じ箇所に繰り返しできるのは、皮脂が溜まりやすい場所や、前髪・手で触りやすい部分であることが多いです。
洗顔後は清潔なタオルでやさしく拭き、髪や手で頻繁に触らないよう注意しましょう。
Q2. ニキビ跡が消えないのですが、どうしたらいいですか?
ニキビ跡が残る原因は、無理に潰すことや肌の回復が遅れていることが考えられます。
スキンケアを丁寧に続けることに加え、紫外線は跡を悪化させるため日焼け止め対策も重要です。
必要に応じて皮膚科で相談し、適切なケアを受けましょう。
まとめ:小学生女子のニキビは「原因を知り、正しくケアする」ことが大切
今回は、小学生女子にニキビができる原因と、その治す方法・注意点をまとめました。
- ホルモンバランスや生活習慣の乱れが原因になりやすい
- 基本は「正しい洗顔」「保湿」「生活習慣の見直し」で整える
- ニキビができたら潰さず、必要に応じて皮膚科で診てもらう
小学生の肌はデリケートですが、回復力も高いので、早めに気づいて正しくケアすれば前向きに整えていけます。
ママが寄り添いながらサポートすることで、お子さんも安心して笑顔で過ごせるようになります。