小学生のお子さんをお持ちのママなら、「子供がスマホを壊したらどうしよう…?」と不安になった経験はありませんか?
子供は予想外の失敗をするものです。
大切なスマホやゲーム機をうっかり落として画面を割ってしまったり、水をこぼして故障させてしまうこともあるでしょう。
そんな万一のトラブルに備えて、近年注目されているのが「モバイル保険 」です。
本記事では モバイル保険とは 何か、その仕組みや補償内容、そして子育て家庭にとってのメリットをママ目線でわかりやすく解説します。
モバイル保険 は、スマホをはじめとするモバイル端末の修理費用を補償してくれる保険サービス。
いま大人気のNintendo Switch(スイッチ)もモバイル保険の補償対象となります。
子供が安心してモバイル機器を使うために、モバイル保険は入っておいて損はないかも…。
モバイル保険とは?


モバイル保険 は、スマホをはじめとするモバイル端末の修理費用を補償してくれる新しいタイプの保険サービスです。
運営元は「さくら少額短期保険株式会社」で、いわゆる少額短期保険の商品として提供されています。
モバイル保険の基本情報
モバイル保険の費用
モバイル保険の月額保険料は700円と手頃で、1契約で最大3台までの端末をまとめて補償できるのが大きな特徴です。
モバイル保険
例えばママのスマホ、パパのタブレット、子供のゲーム機といった複数の端末を一緒にカバーできます。
モバイル保険の補償金額
年間の補償上限金額は合計10万円までとなっており、契約中であれば何度事故が起きてもその範囲内で保険金が支払われます。
モバイル保険
しかも自己負担金は一切不要(=修理代0円負担)なので、故障時に追加の出費がかからない安心感があります。
モバイル保険は携帯キャリアやメーカーの保証とは異なり、通信会社を問わず加入できる独立系のスマホ保険です。
ドコモやauで購入した端末はもちろん、SIMフリーのAndroidや最新のiPhone、さらにはWi-Fiモデルのタブレットなども加入OKです。
契約や保険金の請求手続きもWebで完結するため、忙しいママでも気軽に利用しやすいでしょう。
モバイル保険で補償の対象となる端末は?
モバイル保険で補償できる端末は幅広く、スマホ以外の電子機器も対象になります。
具体的には、以下のようなモバイル通信機能(Wi-FiやBluetoothなど)を持つ端末で、日本国内正規に販売された製品が対象です。
- スマートフォン(iPhone・Androidなど全キャリア・SIMフリー対応)
- タブレット端末(iPadやキッズ向けタブレット含む)
- ノートパソコン(小学生向け学習用PCなどもOK)
- 携帯型ゲーム機(Nintendo Switchやその新モデルのSwitch2など)
- スマートウォッチ・ワイヤレスイヤホン(Apple WatchやAirPodsなど周辺機器も可)
上記のように、お子さんが日常的に使う電子機器はほぼカバーされています。
例えば「子供のスマホ保険に入りたい」という場合でも、モバイル保険ならママのスマホと一緒に子供のスマホも保険登録してまとめて守ることができます。
また、Nintendo Switchなど子供に人気のゲーム機まで補償対象に含められる柔軟さも魅力です。
家族で複数の端末を持っているご家庭にとって、 1契約で3台まで 登録できるモバイル保険はとても効率的と言えるでしょう。
(※補償対象外の端末については後述「加入条件と注意点」を参照)
モバイル保険の補償内容と特徴
補償金額・回数と自己負担の有無
モバイル保険では、年間合計で最大10万円まで端末の修理費用が補償されます。
この金額内であれば回数無制限で何度でも保険金を請求可能です。
例えば一年間にスマホの画面割れを2回、水没故障を1回起こしてしまった場合でも、それぞれの修理代を合算して10万円以内であればすべて補償されます。
しかも各事故時に自己負担金(免責金額)は一切かからず、修理代金を全額保険でまかなえるのが大きなメリットです。
提携する修理業者を利用すれば、窓口での支払いなしに修理を受けられるキャッシュレス対応も可能です。
ただし、登録する端末ごとに補償金の上限設定があります。
契約時に主端末として登録した1台については年間最大10万円までまるごと使えますが、副端末(2台まで追加可)については2台合計で最大3万円までの補償となります。
つまり高額な機種は主端末として登録するのがおすすめです。
また、端末が完全に壊れて修理不能となった場合や盗難に遭った場合は、修理ではなく買い替え補助として保険金が支払われますが、その上限額は主端末で最大2万5,000円、副端末では最大7,500円と低めに抑えられています。
この金額は端末の購入金額か上記上限のどちらか低い方までが支払われる仕組みです。
したがって、モバイル保険はあくまで「修理費用の補償」に強みを持つ保険であり、全損・紛失時の補償は限定的である点は覚えておきましょう。
補償されるトラブルの種類
では具体的にどんなトラブルが起きたときにモバイル保険で補償されるのでしょうか。
モバイル保険では、日常で起こりうるほとんどの偶然な事故による端末トラブルが補償対象となっています。
主なケースは以下の通りです。
- 落下・衝突による破損:誤ってスマホを落として画面が割れた、ゲーム機をぶつけて筐体が壊れた…といった物理的な破損事故。
- 水濡れ・水没の故障:飲み物をこぼしてスマホがショートした、端末を水没させて電源が入らなくなった等の水濡れ事故。
- 内部故障:突然電源が入らなくなる、ボタンが反応しなくなる等の内部的な故障全般(メーカー保証対象外の偶発的な故障)。
- 盗難:何者かに端末を盗まれてしまったケースも補償対象です(後述のとおり紛失は除く)。警察へ盗難届を提出の上で申請すれば、規定の範囲で保険金が支払われますsojitz-ins.com。
以上のように、故障・破損・水没・盗難など幅広いリスクに対応しています。
例えばスマホの画面割れ修理、水没した端末の基板交換、盗難に遭った場合の買い替え費用補助など、子供の扱う機器によくあるトラブルもしっかりカバーされます。
「電子機器の修理保険」として、日常生活で起こりがちなアクシデントへの備えになるでしょう。
なお、紛失(置き忘れ)に関しては補償対象外なので注意が必要です。
「盗難」と「紛失」は異なり、自分の過失で端末を失くした場合は保険金は支払われません。
また、修理不能や盗難時の補償金額は前述のように限定的(主端末25,000円、副端末7,500円まで)ですので、高額機種の全損では差額を自己負担する必要があります。
しかし何も出ないよりはマシという声もあり、AppleCare+等が紛失・盗難を一切補償しないのに比べれば多少の足しになる点は評価できます。
モバイル保険の加入条件と注意点(保証対象外のケース)
便利なモバイル保険ですが、契約・利用にあたっていくつか条件や注意点があります。
事前によく確認しておきましょう。
加入できる端末の条件
新品購入から1年未満の端末であれば基本的に加入可能です。
購入後1年以上経過している場合でも、メーカー保証やキャリアの有償補償サービス(AppleCare+や携帯会社の補償など)に加入中で補償が受けられる状態であれば例外的に加入できます。
※加入後はそのメーカー補償を継続している必要はありません。
要は「購入直後でない古い端末の場合、現在何らかの保証に入っていればOK」というイメージです。
逆に言えば、購入からかなり年月が経ち保証も切れているような端末はモバイル保険に新規登録することはできません。
中古端末の取り扱い
前項に関連しますが、家族や友人から譲ってもらった端末や、オークション・フリマサイト等で入手した個人売買の中古端末は登録不可です。
中古で購入する場合は、Apple認定整備済品のようにメーカーの保証が付帯しているものや、キャリアの認定中古(保証付き)などを選ぶ必要があります。
販売店独自の短期保証(※目安として3ヶ月以上)が付いた中古品であれば加入できるケースがありますが、基本的には正規販売ルートの端末のみと考えましょう。
端末の状態
保険をかける端末は登録時点で故障や破損がなく、正常に動作していることが条件です。
すでに画面が割れているスマホなどは加入申込み自体ができません。
また改造や脱獄(ジェイルブレイク)された端末、公的な技適マークのない海外スマホなども対象外です。
普通に日本で購入した市販品で、初期不良や故障がない状態であれば問題なく加入できます。
補償対象外となるケース
モバイル保険では紛失(置き忘れ、置引き等による紛失)は補償されません。
海外で使用中に故障した場合や、メーカーのサポート終了によって修理自体が不可能な機種も対象外となります。
たとえば製造から年月が経ちすぎて部品調達もできないような古いモデルは、そもそも修理できないため保険金支払いの対象にならないということです。
また、一度モバイル保険に登録して補償対象とした端末は、その契約から削除しても再登録はできません。
他の契約への入れ替え追加も不可です。一度外すと二度とその端末では加入できなくなる点にはご注意ください。
主端末・副端末の変更
契約後に補償対象の端末を入れ替えることはマイページ上で可能ですが、副端末から主端末への変更は不可です。
主⇒副はOKなので、機種変更で古いスマホを副端末に回すことはできます。
一方、新しく副端末を追加登録した場合、その端末は登録日から30日経過後に補償開始となります(※不正加入防止のための待機期間)。
このように主・副の入れ替えや追加にはルールがありますので、契約時には一番高価な端末を主端末にする、使わなくなった端末はすぐ削除せず副端末にしておく…など工夫すると良いでしょう。
以上が主な加入条件と注意点です。
少し細かい制約がありますが、「日本で正規購入した比較的新しい端末で、現在壊れていないもの」なら概ね問題なく入れると考えてOKです。
子供のスマホを保険に入れたい場合も、親御さんがキャリアやAppleで購入した端末を子供に渡して使わせているケースなら条件を満たしやすいでしょう(家族名義で正規購入されているため)。
逆に言えばメルカリ等で安く入手した端末だと加入ハードルが高い点は留意してください。
モバイル保険のコスパは?:月額料金と他社保証との比較
月額700円で3台まで補償というモバイル保険のコストパフォーマンスは、他の一般的な端末保証サービスと比べても魅力的です。
ここでは代表的なサービスと簡単に比較してみましょう。
携帯キャリアの保証サービス
例えばNTTドコモの「ケータイ補償サービス」は、機種にもよりますがスマホ1台につき月額300~500円程度の料金がかかります。
価格だけ見ればモバイル保険より安いように思えますが、キャリア保証は端末ごとの契約です。
仮に家族3台それぞれ加入すれば合計月額900~1500円ほどになり、モバイル保険(月700円)より高くつくこともあります。
また肝心の故障時に高額の自己負担金が発生する点にも注意が必要です。
ドコモの場合、修理対応で最大5,500円、リフレッシュ品との交換対応では最大12,100円の利用料金(自己負担)がかかります。
例えば画面が割れて本体交換になると1万円以上の出費は避けられません。
一方モバイル保険なら前述の通り修理代0円で済むため、この自己負担分だけ見ても十分元が取れる計算です。
Appleの保証サービス (AppleCare+)
iPhoneやiPadをお使いなら加入を検討したことがあるかもしれないAppleCare+ですが、こちらは端末購入時に別途加入する有料保証です。
iPhoneの場合2年間で一括約2〜3万円(機種により異なる)か、月額払いだと1,000円前後と保険料が高額になります。
それにも関わらず、画面割れなどの修理には1回あたり3,700円、その他の修理や盗難・紛失対応には12,900円のサービス料(自己負担)が都度必要です。
さらに盗難・紛失までカバーするプランは通常のAppleCare+より料金が上乗せされ、iPhone単体の保証としてはかなり割高と言えます。
またAppleCare+はあくまでApple製品限定の保証ですので、Androidスマホやゲーム機には別途他の保証を用意する必要があります。
モバイル保険
上記と比べると、月額わずか700円で3台分まで包括でき、しかも追加費用なしで修理可能というモバイル保険のコスパの良さが際立ちます。
仮にスマホ3台をモバイル保険でまとめてカバーすれば、1台あたり実質233円ほどで済む計算です。
各社の保証を個別に付けるより遥かに経済的でしょう。
またキャリアやメーカーを問わず様々な端末を一元的に守れる利便性も見逃せません。
家族全員がバラバラの機種を使っていても、モバイル保険ならこれ一本でOKです。
総合的に見て、モバイル保険は「家族の複数端末を安く・手厚く守りたい」というニーズにマッチしたサービスだと言えるでしょう。
(※各サービスの具体的な補償内容や条件はそれぞれ異なります。上記比較は概算の一例です。)
子育て家庭にとってのメリット:安心感と柔軟さが◎

小学生のお子さんがいるご家庭にモバイル保険をおすすめできる最大の理由は、その安心感と柔軟な補償にあります。
最後に、ママ目線で感じられる主なメリットをまとめます。
家族の複数端末を一括で守れる安心感
スマホやタブレット、ゲーム機など、子供が使う端末は年々増えていきます。
モバイル保険なら、それら複数のデバイスをまとめて一本化して保証できるため管理が楽です。
契約を個別に分ける必要がなく、保険金の申請も一つの窓口で済みます。
「子供用のスマホ保険を別に探す必要がない」のは忙しいママにとって助かりますよね。
「もしも壊したら…」という不安が減る
子供に高価なデジタル機器を持たせるとき、一番の心配は「落としたり壊したりしないか」という点ではないでしょうか。
モバイル保険に入っていれば、万一壊れてしまっても修理代は保険で賄われます。
「壊したら弁償だよ!」と子供を萎縮させることなく、のびのびと使わせてあげられるのは親として嬉しいポイントです。
実際に、Nintendo Switchの画面が割れてしまった場合の修理代は1〜1.5万円程度かかるケースがありますが、モバイル保険に加入していればその費用も全額補償されます。
突然の出費に慌てることなく、迅速に修理に出せる安心感は大きいですよね。
家計に優しいコスパの良さ
月々700円という料金は、家計への負担が少ない金額です。
塾や習い事など何かと出費が嵩む子育て世代にとって、端末故障で数万円の出費が発生するリスクを月数百円で消せるのは非常に心強いです。
「保険料以上のリターンがあるか?」は気になるところですが、例えば年に1回でも画面割れや水没が起きれば修理代で元が取れます。
逆に何も起きなくても700円×12ヶ月=8,400円/年ですから、スマホ1台でも壊せばそれ以上の修理代がかかることを考えれば十分安いお守りだと言えるでしょう。
子供は大人に比べて端末を壊しがちですから、「備えあれば憂いなし」です。
機種変更や端末追加も柔軟に対応
モバイル保険は一度契約しておけば、その後の機種変更にもスムーズに対応できます。
例えばお子さんがスマホを買い替えたり、新しくゲーム機を手に入れたりしても、マイページ上で補償対象の端末を入れ替えるだけで引き続き保険が適用されます。
いちいち解約・再契約をせずに済むので手間がかかりません。
また「今月からもう1台追加したい」といった場合にも、副端末として端末を追加登録することで家族のライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。
成長とともに増えるデジタル機器を、後からでもカバー範囲に組み込めるのは子育て家庭にとって助かります。
長く使うことで環境にも◎
モバイル保険のコンセプトには「スマホを直して長く使ってもらいたい」という想いもあります。
子供が壊してしまったらすぐ新しい物を買い与えるのではなく、保険で直して大事に使い続ける——そうした習慣は物を大切にする教育にもつながりますし、結果的に環境にも優しい行動です。
保険に入っていれば「壊れたら買い替えればいいや」ではなく「ちゃんと直そう」という意識が生まれる点もプラスに働くでしょう。
モバイル保険の利用シーン例:子供が端末を壊しちゃったら…?

最後に、モバイル保険が実際に役立つ場面をイメージしてみましょう。
ケース1: 小学3年生の息子がNintendo Switchで遊んでいる最中に、誤ってテーブルから床に落としてしまいました。画面にヒビが入り映像が映らなくなってしまいました…。モバイル保険未加入であれば、任天堂公式修理に出すのに約1万円(症状によってはそれ以上)の費用がかかります。しかしモバイル保険に加入済みなら、その修理代金は全て保険金でカバーされるため追加出費ゼロで直せます。「また壊したらどうしよう」と子供を叱る必要もなく、ママもホッと一安心です。
ケース2: 小学5年生の娘が自宅でオンライン学習中、タブレット端末にうっかりジュースをこぼしてしまい故障!電源が入らなくなりました…。通常であれば新品同等品への買い替えも検討するような深刻トラブルですが、モバイル保険に入っていれば年間10万円まで補償が利くため、修理不能となった場合でも上限2万5,000円までの保険金が支給されます。「買い替え費用の足し」がもらえるので、家計へのダメージも最低限で済みます。何より「壊れたらどうしよう」という不安が常に付きまとうストレスから解放され、安心して子供に学習用タブレットを持たせてあげられるようになりました。
いかがでしょうか?
モバイル保険は、子供の思わぬアクシデントによる端末トラブルから家族の大切なスマホやタブレットを守ってくれる頼もしい味方です。
経済的な負担を軽減しつつ、子供にも自由にデジタル機器を使わせてあげられるという点で、子育て家庭との相性はバッチリでしょう。
まとめ:モバイル保険でデジタル機器の安心を手に入れよう
「モバイル保険とは?」という疑問にお答えする形で、その仕組みやメリットを説明してきました。
月額700円というリーズナブルな料金で、スマホからSwitchまで子供の使う端末を含めた複数台をまとめて補償できるモバイル保険は、まさに現代の子育て家庭にピッタリのサービスと言えます。
万一の故障・破損時にも自己負担なく修理できる安心感は、一度味わうと手放せないかもしれません。
もちろん、加入にあたってはいくつか注意点もありますが、本記事で取り上げたポイントを押さえておけば大丈夫でしょう。
スマホやタブレット、ゲーム機は今や子供の学習や娯楽にも欠かせない時代です。
だからこそ、もしもの備えとしてモバイル保険のようなスマホ保険を検討してみてはいかがでしょうか。
家族のデジタルライフに安心をプラスして、ストレスフリーに見守ってあげたいですね。
家計に優しく、ママの心配も減らせる「モバイル保険」——ぜひ活用して、親子で楽しく安全にデジタル機器と付き合っていきましょう。
モバイル保険 は、スマホをはじめとするモバイル端末の修理費用を補償してくれる保険サービス。
いま大人気のNintendo Switch(スイッチ)もモバイル保険の補償対象となります。
子供が安心してモバイル機器を使うために、モバイル保険は入っておいて損はないかも…。