
「子供がスマホを落として画面がバキッ!」
「水に濡れて動かなくなった…」
小学生にスマホを持たせていると、こんなトラブルは珍しくありません。
修理費は 画面割れで8,000〜25,000円、水没や基板故障では3〜5万円以上 になることもあり、正規店での修理では5万円を超えるケースもあります。
そんなときに頼れるのが キャリア保証やモバイル保険。
この記事では、
- スマホ修理費用の相場(画面割れ・水没・バッテリー交換など)
- 保険や保証で対応できる範囲
- 修理費を抑えるための工夫
をわかりやすく解説します。
子供のスマホトラブルに備えたいママ・パパは、ぜひ最後までチェックしてください。
モバイル保険については『モバイル保険とは?子どものスマホ・Switchも安心のモバイル端末保険』に詳しくまとめています。
モバイル保険 は、スマホをはじめとするモバイル端末の修理費用を補償してくれる保険サービス。
いま大人気のNintendo Switch(スイッチ)もモバイル保険の補償対象となります。
子供が安心してモバイル機器を使うために、モバイル保険は入っておいて損はないかも…。
小学生がスマホを落として壊したときのよくあるトラブル

小学生のスマホトラブルは「落とした」「水に濡れた」「画面が割れた」が圧倒的に多いです。
ここでは、代表的なトラブルとそのほかの部品破損についてご紹介します。
画面割れ
子供がスマホを落としたときに最も多いのが 画面割れ です。
軽いひび割れ程度なら操作できることもありますが、放置すると割れが広がったり、タッチ操作が効かなくなったりするリスクがあります。
修理費用は 8,000〜25,000円程度 が一般的。
最新のiPhoneや有機ELディスプレイ搭載のAndroid機種では、3万円以上 かかるケースもあります。
水没
水たまりやプール、飲み物をこぼしたなどで 水没トラブル も少なくありません。
見た目では普通に動いていても、内部が腐食して故障が進むことがあります。
水没修理は軽度なら1万円台で済む場合もありますが、基板交換が必要になると 3万〜5万円以上 と高額に。
データが消えてしまうリスクもあるため、早めの修理やデータバックアップが重要です。
バッテリー故障
落下や長期使用によって バッテリーの劣化や接触不良 が起こることもあります。
「充電してもすぐ電池が切れる」「突然電源が落ちる」といった症状が特徴です。
交換費用は 5,000〜15,000円程度 が相場。
軽度のトラブルでも子供の通学時に連絡が取れなくなると不安なので、早めに対応しておくと安心です。
その他の部品破損
カメラやボタンの故障も珍しくありません。
- カメラ交換:6,000〜15,000円
- ボタン修理:7,000〜15,000円
といった費用がかかります。
子供の場合「写真が撮れない」「ボタンが反応しない」といった小さな不具合でもストレスが大きく、使いにくさにつながります。
スマホの修理費はいくら?

画面割れの修理費用相場
スマホ修理でもっとも多いのは 画面割れ です。
スマホ修理業者の比較サイト【smartphone-repair.jp】によると、非正規修理業者では10,000〜50,000円前後が相場とされています。
また、修理専門店「スマホスピタル」【smahospital.jp】の実例では、
- XperiaなどのAndroid画面修理は 10,700円〜
- iPhone 11 の液晶破損・画面交換は 12,800円(税込)で即日修理
といった費用が掲載されています。
最新機種や有機ELパネル搭載モデルでは、5万円近くかかるケースもあるため注意が必要です。
水没や基板故障の修理費
スマホスピタル【smahospital.jp】の料金表を参考にすると、
- 軽度の水没修理:10,000〜20,000円程度
- 基板交換が必要な場合:30,000〜50,000円以上
とされています。
重度の水没や基板故障は費用が高く、「修理よりも買い替えが安い」ケースも少なくありません。
バッテリー交換費用
バッテリー交換の目安もスマホスピタル【smahospital.jp】の料金表に掲載されています。
- iPhone:4,980〜9,980円(税込)
- Android:2,200〜16,800円程度
子供は長時間の動画視聴やゲーム利用が多いため、消耗が早く、数年ごとに交換が必要になる場合があります。
修理にかかる日数と注意点
- 正規店での修理:1日〜数日
- 非正規修理店:即日対応 が多い
- 保証対象外の場合:新品購入に近い金額になることもある
修理を依頼する前に「正規店か非正規店か」「データが消える可能性があるか」を確認しておくことが大切です。
実際の体験談:LINEの引き継ぎで困った話
私自身も、子供のスマホトラブルで痛い出費を経験しました。
息子(当時中学2年生)が使っていた Google Pixel の電源が突然入らなくなった のです。
慌てて新機種を購入してスマホを使えるようにしたのですが、LINEの引き継ぎに問題が発生。
前のスマホからでないと移行できず(メールアドレスを登録していなかったため)、どうしても復旧が必要でした。
そこで壊れたGoogle Pixelを修理してもらえる店舗を探し、持ち込みで修理を依頼。
修理費は約2万円 かかり、さらに新機種代も合わせると大きな出費になってしまいました。
この経験からも、「修理費は高額になりがち」「保険に入っていればもっと安心だった」 と実感しました。
保険や保証で対応できる?

キャリア保証(ドコモ・au・ソフトバンク)
各キャリアには「端末補償サービス」があります。
- 月額500〜1,000円程度
- 故障時は数千円の負担で新品交換や修理が可能
- ただし「そのキャリアで購入した端末のみ対象」という制約あり
キャリアを変えると使えない、中古やSIMフリー端末は対象外になることが多いので注意。
モバイル保険
格安SIMや中古スマホを使っている場合や、複数台をまとめて補償したい家庭に便利なのが「モバイル保険」です。
- 月額700円で最大3台まで補償可能
- スマホだけでなくタブレットやゲーム機(Switchなど)も対象
- 修理代は年間10万円までカバー
キャリア保証と違い、回線契約に縛られず使えるのがメリット。
モバイル保険については『モバイル保険とは?子どものスマホ・Switchも安心のモバイル端末保険』に詳しくまとめています。
クレジットカードや端末購入時の延長保証
一部のクレジットカードには「携行品損害補償」が付帯している場合があります。
例えば、
- 三井住友カードの「スマホ安心プラン」:画面割れや水濡れを免責5,000円で最大5万円まで補償(購入から2年以内の端末など条件あり)。
- JCBのスマートフォン保険:通信料をJCBカードで支払っていれば、画面破損や水濡れ・盗難などを補償(購入から24か月以内の端末が対象)。
- アメックスのスマートフォン・プロテクション:購入から36か月以内のスマホで、通信料をカード払いしている場合に補償が適用される。
また、端末購入時に「延長保証サービス」を付けていれば、修理費を抑えられるケースもあります。
ただし適用条件が細かく、スマホが対象外のこともあるため、契約内容をよく確認する必要があります。
保証を確認するときのポイント
- 契約書やマイページで補償範囲をチェックする
- 修理見積もりが必要な場合がある
- 故意の破損や水没は対象外になるケースもある
修理費を抑えるためにできること

修理前に見積もりを取る
修理を依頼する際は、必ず複数の修理店から見積もりを取るのがおすすめです。
同じ機種・同じ症状でも、修理業者によって料金は数千円〜数万円変わることがあります。
参考サイトに掲載されている料金表を比較すると、非正規店では 1万円台から、正規店では 3〜5万円前後 と差があることが分かります。
正規店と非正規店の違いを理解する
- 正規店(Apple・キャリア公式)
- 純正部品を使用
- 保証やサポートを受けられる
- ただし費用は高めで、日数がかかることもある
- 非正規修理店
- 即日修理が可能な場合が多い
- 費用は比較的安い
- 部品が純正でない場合があり、再故障リスクやメーカー保証が切れる可能性がある
「費用を抑えるか、安心を取るか」で家庭の方針に合わせて選ぶことが大切です。
ケースやフィルムなど予防グッズを活用する
修理費を抑える最も効果的な方法は「そもそも壊さないこと」。
- 耐衝撃ケース
- ガラスフィルム
- ストラップ付きケース
これらを使うだけでも、落下による画面割れや水没リスクを大幅に減らせます。
『子供のスマホを壊さない!落下防止&画面保護におすすめグッズ5選と選び方』についても詳しくまとめています。
保険と合わせて備える
修理費は数万円単位になることもありますが、モバイル保険やキャリア保証を併用することで自己負担を最小限に抑えることが可能です。
「日常の予防+保険での備え」が、子供のスマホ利用には最も安心な組み合わせです。
まとめ|修理費と保険を上手に組み合わせよう
小学生がスマホを落としてしまうと、画面割れや水没で数万円〜5万円以上の修理費がかかることもあります。
特に最新機種では修理より買い替えが安いケースもあるため、事前の備えが欠かせません。
そんなときに役立つのが キャリア保証やモバイル保険 です。
- キャリア保証:月額数百円〜で、契約中の端末を対象に交換・修理が可能
- モバイル保険:月額700円で最大3台まで補償、格安SIMや中古端末にも対応できる柔軟さが魅力
さらに、クレジットカードの付帯補償や端末購入時の延長保証も選択肢のひとつです。
例えば三井住友カードの「スマホ安心プラン」やJCBのスマホ保険など、条件を満たせばスマホの画面割れや水濡れが補償されます。
- 修理費は意外と高額になりがち
- 保険や保証を活用すれば自己負担を抑えられる
- 日常の予防(ケースやフィルム)+保険での備えが安心
子供のスマホ利用はトラブルがつきもの。
「もしもの修理費」を知っておき、家庭に合った補償や予防策を組み合わせて、安心して子供にスマホを持たせられる環境を整えていきましょう。
「もしもの修理費が心配…」という方は、こちらの記事『モバイル保険とは?子どものスマホ・Switchも安心のモバイル端末保険』も参考にしてください。